2014年5月18日日曜日

保健室だより Vol.1


〜保健室だより〜
 みなさんにいろいろな情報をお届けしたいと考え、不定期ながらも保健室だよりをアップしていくことにしました!
今回は第1回目。暮らしの中でも身近な「栄養」の話です。高村がお送りしたいと思います。


<栄養いっぱい♪旬の食べ物>
 食べものにはそれぞれの地域でよく育ち、よくとれる季節があります。それぞれの食べ物が一番よくとれ、おいしく、栄養たっぷりの時期を旬といいます。昔から「初物を食べれば75日寿命がのびる」とか「初ものは縁起がいい」などと言われてきた「旬」の食べもの。今は一年中、季節問わずに食べたいものが手に入れることが出来るようになりました。しかし、どうせ食べるなら一番おいしくて栄養たっぷりの旬の食べものを食べた方がいいと思いませんか?

 さて、春の旬の食べものと言えば、いちご、キャベツ、アスパラガス、じゃがいも、たけのこ・・・とたくさんあります。いちごはクリスマスケーキにたくさん使われているので冬かと思いきや、実は今が旬なのです!このように旬の時期を勘違いしている食べものは他にもあるかもしれませんね。一度、確認してみるのもおもしろいかも!

 さて、今が旬のたけのこ。漢字で書くと「筍」。まさに竹の旬、一番おいしいということが一目瞭然です。たけのこは食物線維が豊富で、腸内をきれいにしてくれます。また、カリウムも多く含まれているのでむくみの解消や高血圧の予防にも効果的です。しかし、たけのこといえばえぐみ」。このえぐみは「シュウ酸」というものが原因ですが、とりすぎると尿道結石や腎臓結石になることもあります。シュウ酸はカルシウムを多く含む食べものと一緒に調理することでそのカルシウムと結合して腸に吸収されにくくなるとされています。
たけのこを食べるときは殻にカルシウムを多く含むアサリと一緒に調理する、とか一工夫するといいかもしれないですね。

 どんな食べものでもそればかり食べていればいいというわけではありません。例えば、食べものの旬を知るとか、食べもののいいところをたくさん知って、いろんな種類の食べものをバランス良く食べていきたいですね。

今後も保健室だより、お届けしていこうと思います。「こんなことが知りたい」、「こんな情報を発信するといいんじゃない?」などアイデアやご意見があればどしどしお知らせください。